20梅第14帖(441) ヒット1件目

　日本には五穀、海のもの、野のもの、山のもの、皆人民の食ひて生くべき物、作らしてあるのぢゃぞ、日本人には肉類禁物ぢゃぞ。今に食物の騒動激しくなると申してあること忘れるなよ、今度は共食いとなるから、共食ならんから、今から心鍛へて食物大切にせよ、食物おろがむ所へ食物集まるのぢゃぞ。ひたすらに神にすがりてお詫びせよ、それより他に今は道なし。外国を日本の地面にせなならん、日本とにほんと取違ひするな。何事も神第一ぞ、神よそになすこと云うことスコタンばかりじゃ、分け隔てあると思ふは我が心に分け隔てあるからぢゃぞ、世界中のそれぞれの国、皆、氏神様、産土様、愈々天の命令通りにかかりて下されよ、もう待たれん事に時節参りて居るぞ、世界の人民皆泥海の中に住んでゐるのぢゃぞ、元の水流して清めてやらねばならんなり、泥水を泥水と知らずに喜んでゐるので始末に困るぞ、清い水に住めん 魚 は誠の 魚 ではないのぢゃぞ。つらい役は因縁のミタマに致さすぞ。心得なされるがよいぞ。

帖文内一致 検索語句

魚 (さかな)
、 (x)
今度 (x)
日本の (x)
騒動 (そうどう)
世界の人民 (せかいのじんみん)
世界中 (せかいじゅう)
清め (きよめ)
地 (ち)
せな (せな)
禁物 (きんもつ)
共食 (ともぐい)
命令 (めいれい)
ス (す)
末 (すえ)

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20梅第14帖(441) 魚

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