2下つ第20帖(62) ヒット1件目
上(うえ)、中(なか)、下(しも)の三段に身魂をより分けてあるから、神の世となりたら何事もきちりきちりと面白い様に出来て行くぞ。神の世とは神の心のままの世ぞ、今でも臣民神ごごろになりたら、何でも思ふ通りになるぞ。臣民近欲(ちかよく)なから、心曇てゐるから分らんのぞ。今度の戦は神力と学力の とどめ の戦ぞ。神力が九分九厘で負けた様になったときに、まことの神力出して、ぐれんと引繰り返して、神の世にして、日本のてんし様が世界まるめてしろしめす世と致して、天地神々様にお目にかけるぞ。てんし様の光が世界の隅々まで行きわたる仕組が三四五(みよいづ)の仕組ぞ、岩戸開きぞ。いくら学力強いと申しても百日雨降らすこと出来まいがな。百日雨降ると何んなことになるか、臣民には分かるまい、百日と申しても、神から云えば瞬きの間ぞ。