黙示4竜音第1帖(910)
この巻「竜音の巻」、つづく巻五は「極みの巻」、巻六は「至恩の巻」、巻七は「五葉の巻」ぞ。この
五十(いせ) 黙示の七巻は神、人共に与えたもの、一巻から続いたものぞ。同じ意をもつものが天国にもあるのであるぞ。
合わせて三十巻これで岩戸までの神示の終わりぞ。
前に出した「黄金の巻」からの七巻(日月地聖典下編)は人民に与えたものであるぞ。
言(こと)やめて 草の片葉も 陽にのび行かな。
八十(やそ)隈手 行きにし神は 今かへります。
素盞鳴の 命しらせる 海原ぞやよ。
天ヶ下 おつるくまなく 照らす大神。
高低(たかひき)の 伊百理(いほり)かきわけ きこし召すらむ。
罪と言ふ 罪はあらじな 神の子なれば。
ひふみ百千万(ももちよろず)と 咲(ゑ)ます 元つ太神。
八十伴男(やそとものを) 百(もも)足り足りて 仕へまつらむ。
行く水に 清めて仕ふ 極みの宮殿(みあらか)。
言霊の 栄ゆる御歌に はらひてましを。
みそぎして 祝ふ生命(いのち)ぞ 弥栄ましませ。
安国の 瑞穂(みづほ)の国と 御(しら)し給ひぬ。
八重雲の 十重雲千別き 千別き天降(あも)りぬ。
千木高知り 美頭(みづ)の御殿(みあらか) 咲(え)み仕へなむ。
許々太久(ここたく)の 罪はあらじな 大岩戸あく。
四方の国 咲(え)み集うらし 真中の国に。
よきあしき 皆はらひませ 科戸(しなど)の風に。