黙示4竜音第2帖(911) ヒット652件目
八束穂(やつかほ)の 十束穂(とつかほ)とこそ 実らせ給へ。
みかのはら みて並べてぞ 天地(アメツチ)の座に。
御服(みそ)輝(かが)し 明妙照妙和妙(あかてるにぎ) 風の
まに
まに。
巫(かむなぎ)の 大御心の
まま 弥栄へむ。
千木千木し 瑞の御舎(みあらか) 仕へ
まつらむ。
御宝前(おん
まえ)に 宇豆の幣帛(みてくら) たたへ
まつ栄。
大神の 咲(えみ)に弥栄ゆ 生国足国(いくくにたるくに)。
狭(さ)き国は 広く峻(さか)しき 国は平に。
日のみかげ 百島千島 おつるく
まなく。
青雲の たなびく極み 座(し)き
ます宝座(みくら)。
甘菜辛菜(あ
まなからな) 地の極み
まで 生ひて尚生ゆ。
見はるかす 四方の国みな えらぎ賑はふ。つかほ)の 十束穂(とつかほ)とこそ 実らせ給へ。