補巻月光第33帖(821) ヒット1件目

　まことから出たことは誰のねがひも同様。心配せずにドシドシと進めて下されよ。若し行き詰ったら省みよ。行き詰った時は大きくひらける時ぢゃ。ぢゃと申して ひとこころで急ぐでないぞ。急ぐと道が見えなくなってくるぞ。そなたの考へて御座ることは自己中心でないか。われよしの小さいわれよしではならん。大きなわれよし結構ぞ。 ぎせい になることを尊いことぢゃと申してゐるが、 ぎせい に倒れてはならん。己を生かす為に他を殺すのもいかん。己殺して他をいかすのもいかん。大の虫を生かすため、小の虫を殺すことはやむを得んことぢゃと申したり、教へたりしてゐるが、それもならんぞ。総てを殺さずに皆が栄える道があるでないか。何故に神示を読まぬのぢゃ。

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、 (x)
殺 (さつ)
詰 (つめ)
ここ (ここ)
御座 (みざ)
心 (こころ)
結構 (けっこう)
様 (さま)
己 (おのれ)
配 (くばる)
なく (なく)
殺して (ころして)
心配 (しんぱい)
まこと (まこと)
殺すこと (ころすこと)

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補巻月光第33帖(821) ぎせい

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