けんぜん羅針盤N
- 意識レベルとその解釈 -

意識レベル350 受容

[神の視点] 慈悲深い
[人生の視点] 円満
[レベル] 受容
[感情] 許し
[プロセス] 超越
[幸せ度] 71

意識のこのレベルでは自分がすべての原因であり自分自身が自分の人生の創造者であると 理解し始め大きな意識の変容(昇華)が起きます

「自分がすべての根源である」という意識を持つことはこのレベルに進化した人に特有なものであり、 生命のエネルギーと調和をもって生きることができるという能力が生まれます。

【200】未満のレベルにおけるすべての人間はささいな出来事で無力になる傾向があり、 主体的でなく無意識に自分を環境の犠牲者であるとみなしています。

この《自分は犠牲者であるいう》認識は幸福の源や問題の原因が「自分以外」《自分の外側》にあるという信念からおきます。 幸せの源は自分の内にあるという気づきから、自分自身が本来持っているパワーを取り戻す飛躍的成長がこのレベルで完成します。

さらに進化した段階では…
自分を幸福にする要因は「自分以外」《外側》には何もない「愛」は他者から与えられたり奪ったりするものではなく、 自分の内面より創造されるものであるということに気づきます。

このレベルを「受身」と誤解してはいけません。 受身は無関心の徴候ですが「受容」とは周期的に満ち潮と引き潮がある人生をあるがままに受け入れることです。

「受容」には感情的な穏やかさがあり、そして人生の良い時も悪い時もそれぞれの状況からさまざまなことを学び、 人間や物事に対する視野を大きく拡大させます。

人はこの状態で歪みも誤解もなくものごとを曇りなき眼(まなこ)で見る事ができます。 経験の内容は拡大されるので個々の事象のつながりをみることができ始めるのです。

「受容」はバランス、割合、適切さに焦点をあて【200】未満の意識から生まれる無駄な努力をしなくなります。 「受容」のレベルにある人は正しいか間違いかを決めることには関心はなくその問題の解決策を見つけだすことにのみ関心があります

障害に対して不快に感じたりうろたえたりしません。 また長期目標を短期目標より優先し自己鍛錬と物事に精通することが際立ってきます。 「受容」のレベルでは争いや対立によって二極化することはありません。

他の人たちも自分と同じような権利があると理解しているので平等さを尊重します。 また、このレベルにおいては社会的な二極化(戦争、抗争、対立、批判、論争など)の現象は、 問題解決への一段階として生じているのだと理解し始めます。

したがって、すべての人や事象に対する区別、否認、善悪や正誤などの判断をすることが無くなります。 「受容」のレベルでは、平等とは多様性《多極化》を許し受け入れるものであるという理解があります。

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