けんぜん羅針盤N
- 意識レベルとその解釈 -

意識レベル20 恥

[神の視点] 嫌悪
[人生の視点] 悲惨
[レベル] 恥
[感情] 屈辱
[プロセス] 排除
[幸せ度] 1

「恥」のレベルは死に最も近いものです。 なぜなら、恥があるからこそ意識的に自殺がえらばれるか《又は》人生を維持していこうとする手段を選択しないからです。

このレベルでは避けられたはずの事故死がよくあります。 私たちは皆「面目を失うこと」つまり信用をなくすことや「失脚」の苦しみについて何らかの形で知っています。

恥をかくと人の目につかないようにと祈りながら頭をたれてそっと遠くへ去るでしょう。 歴史的に見ても「追放」は恥に付随しているものです。 原始社会において追放は死ぬことと同じだったのです。

性的虐待によって人生の早い時期から「恥」の意識が植え付けられると心理的セラピーによって 解決されない限り生涯にわたって性格は歪んだままです。

また「恥」に基づいている人は完全主義者で偏狭な性質を持っているので、 カッとなりやすくまた我慢することができません。

「恥」は性格全体のレベルを引き下げることから恥だけではなくほかのネガティブな感情によって 傷つけられやすい結果を招くので、愚かな自負心や怒り罪の意識をしばしば起こさせます。

ー 今を快適にするヒント ー