けんぜん羅針盤N
- 意識レベルとその解釈 -

意識レベル150 怒り

[神の視点] 執念
[人生の視点] 敵対
[レベル] 怒り
[感情] 憎しみ
[プロセス] 攻撃
[幸せ度] 12

「怒り」は創造と破壊のどちらにも通じることができます。 「無感動」と「深い悲しみ」から抜け出て「恐怖」を乗り越えると、「欲望」という意識が出てきます。

「欲望」はフラストレーション(欲求不満)に通じていて続いて「怒り」に通じます。 したがって演繹的《えんえきてき》に考えれば、「怒り」は圧迫から自由へと猛烈な勢いで向かうテコとなるかもしれません。

社会的な「不公平」「罪のない者への処罰」「不正」などに対する怒りは、 社会構造に変化をもたらす大きな社会運動を生んできました。 しかし「怒り」は恨みや復讐心を表すので爆発しやすく危険でもあります。

怒りが習慣となっている人々は、わずかなことにも敏感になり「不公平なこと」や「不正」や「欠陥」などを探し集めたり、 喧嘩早かったりもめごとやクレーム好きになり訴訟を頻繁に起こす人までいます。

怒りは簡単に憎しみへと移行し、憎しみは他者も巻き込んで人生のすべての領域に破壊的な影響を及ぼします。

ー 今を快適にするヒント ー