意識レベル175 要求
[神の視点] 無関心
[人生の視点] 要求
[レベル] プライド
[感情] 嘲笑
[プロセス] 得意
[幸せ度] 22
[人生の視点] 要求
[レベル] プライド
[感情] 嘲笑
[プロセス] 得意
[幸せ度] 22
プライドは現代人の大方が求めているレベルです。 下方のエネルギーフィールドに比べるとこのレベルに達するにつれて、人間はポジティブになります。 自尊心が涌いてくると【175】未満のレベルで経験したすべての苦痛は和らぎます。
プライドという意識は自らの格好の良さを知っているので、人生というステージでそれを見せびらかそうとします。 一般にプライドはプラスに評価されていて、社会的にも奨励されるのですが意識レベルのチャートから見ると、 【200】という臨界点のレベルより下のレベルであり、まだネガティブな状態といえるでしょう。
なぜならプライドが他に良い影響を与えるものではなく個人的な優越感に過ぎないものだからです。 プライドという意識は外部の状況に依存しているので受身的であり傷つきやすいものです。
外部の条件次第で突然低いレベルに戻ります。 プライドによりふくれあがった自我(エゴ)は攻撃に弱いものです。 これは「プライド」を失うことへの恐怖心から最も低い意識のレベルである「恥」に逆戻りさせられることもあるので、 良いレベルとは言えません。
プライドは他者と自分を区別するので派閥争いを招き結果的に高い代償を払う事にもなります。 人はプライドのために死ぬこともあります。
軍隊は「愛国心」と呼ばれるプライドのためにいまだに殺しあうことを定期的に行っています。 中東と欧米間の宗教戦争や狂信的なテロリズムなど、すべての争いは社会が支払うプライドという意識の代償です。
プライドのマイナス面は「傲慢さ」と「否認」です。 これらはその人の成長を妨げます。 なぜならプライドの意識を強く持つ人はその人の感情的な問題や性格上の欠陥を認めることができず、 自分は正しいと信じるために自分の欠陥を修正することを否認してしまうからです。
また、その感情的な問題や性格上の欠陥に対する罪悪感《劣等感》を無意識に感じているため、 否定的な感情をもたらした出来事に対して同意・共感を他者に求め、罪悪感《劣等感》を癒そうとします。
しかし、この行為は一時的には効果がありますが、本質的な解決につながりません。 プライドの隠された本質は「傲慢さ」と「否認」です。 プライドに代わる本物のパワーを得るためにはプライドは非常に大きな障害になります。